5年前、28歳の時。
YouTubeで「投資すべき」という動画をいろいろ見て、
「このまま貯金だけではリスクが高い」と感じて投資を始めようと思いました。
FIRE(Financial Independence, Retire Early)という考え方もその時に知り、
「ゆっくりでも目指したい」と思ったのを覚えています。
そのために節約→投資という流れは当然ですが、「ちゃんと投資資金を確保できるだけのことはやった」と自分で言い切れるように、次の順序で見直しをしました。
【STEP1】まずは投資資金を確認
当時の貯金は…
- 預金:200万円
- 財形貯蓄:200万円(合計400万円)
多くはないものの、投資を始めるタイミングとしては充分な金額であったと思いますが、何も考えなしに一括投資することが怖かったです。
だからまずは安心して投資できるように、「投資に回せるお金を少しでも多くつくること」に集中しました。
【STEP2】固定費をチェック&見直し
すでに節約はある程度していたけど、
「自分でも気づいていないムダがあるかも」と思い、もう一度すべて見直し不要なものは全て解約しました。
- 携帯の無駄なオプション(意外と月100円みたいなオプションがありました、、、)
- 使ってないサブスク
- 車両保険の見直し(購入5年目になっており、一度修理した際も自費で対応したため、不要と判断し解約)
- 損保の乗り換え(勤務先の関連会社で勧められるがまま契約していたものをネット保険に変更)
など、無駄がないと思っていたものでも必ずログインして詳細まで確認、納得するものだけ継続しました。
【STEP3】変動費を極限まで抑えてみる
次に、投資資金確保のため変動費をほぼゼロにする生活を目指ししてみました。
- dポイントが貯まっていたので、ランチは丸亀製麺やファミマでポイント払い
- 夜は基本自炊、飲み会だけ1日参加
- 必要最低限だけクレジットカード使用
だいぶ健康的ではない食生活でしたが、普段7~8万円だったカードの請求がほぼ固定費のみとなり2万円程度に抑えました。
とにかく1ヶ月だけ試してみようと思いつきで始めましたが、「頑張ればこれくらい節約できるんだ」という実感は持てました。
【STEP4】資金を整理して投資スタート
ここまでやってようやく投資する心構えができたので、財形貯蓄200万円を全解約して投資を開始しました。
- 奨学金の残債を全額返済
- 残りで旧一般NISA枠を使いS&P500に120万円一括投資
- 次年度から積立NISAで月33,333円毎月投資+スポット購入
今の資産も、この時最初に整理して行った投資がベースとなっています。
【まとめ】
あのとき、いきなり投資せず「まずは資金をつくること」に集中したのは正解だったと思っています。
投資を始める前にやってよかったこと:
- 固定費・変動費を徹底的に見直し
- 節約生活で「生活コスト感覚」を鍛えた
- 借金(奨学金)を返して、メンタル的にも軽くなった
- 自分が納得してお金を動かせた
ポイント生活はおすすめできる方法ではありませんが、考え方の一つとして参考になれば嬉しいです。
今の投資比率や新NISAの運用方針などは別の記事で紹介します。
コメント